『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』の漫画版は「コミック アース・スター」で連載され、原作小説は「アース・スター ルナ」から刊行されています。
同じ作品でも、小説と漫画ではタイトルや担当クリエイター、掲載・刊行形態が異なります。この記事では、コミックアースで読める漫画版を中心に、アーススターの各レーベルとの関係や正規配信先を分かりやすく整理します。
『無自覚聖女』の掲載誌とレーベルはどこ?
『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』は、株式会社アース・スター エンターテイメントが小説・漫画・アニメを展開している作品です。
掲載誌やレーベルを先に整理すると、次のようになります。
形態 掲載誌・レーベル 主な担当者
原作小説 アース・スター ルナ 著:あーもんど、イラスト:あんべよしろう
漫画版 コミック アース・スター 漫画:えとうヨナ、原作:あーもんど・あんべよしろう
TVアニメ アース・スター原作作品として展開 原作:あーもんど、制作:マジックバス×ピカンテサーカス
漫画版の正式タイトルは、『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す ~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~』です。
一方、原作ノベルの正式タイトルは、『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです』となっています。
検索すると似たタイトルが複数表示されるため、「別作品なのでは」と迷う人もいるかもしれません。しかし、基本的には同じ物語を原作小説とコミカライズで展開したものです。
掲載誌名にあたる「コミック アース・スター」と、小説レーベルの「アース・スター ルナ」は役割が異なります。
コミック アース・スターは漫画を連載する媒体、アース・スター ルナは女性向けファンタジー小説を刊行するレーベルと考えると分かりやすいでしょう。
筆者としては、この違いを最初に知っておくだけでも、検索結果や電子書店で目的の商品を探しやすくなると感じます。特に漫画版と小説版では副題が違うため、作品名の前半だけで判断しないことが大切です。
漫画版は「コミック アース・スター」で連載

漫画版『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』は、ウェブ漫画媒体のコミック アース・スターで連載されています。
公式連載ページに掲載された第1話①の日付は、2022年4月28日です。
漫画を担当しているのは、えとうヨナさん。原作として、あーもんどさんと、原作イラストを手がけるあんべよしろうさんの名前がクレジットされています。
コミック アース・スターの公式ページでは、漫画を横方向に読み進める形式が採用されています。話数ページには「次の話を読む」「詳細ページへのリンク」「全画面」「拡大」などの閲覧機能も用意されています。
第1話の紹介では、セレスティア王国の名門であるサンチェス公爵家の姉妹が物語の中心として描かれています。
姉のフローラは、才色兼備の聖女候補。一方、妹のカロリーナは、家族から地味で才能のない落ちこぼれとして扱われていました。
そんなカロリーナに舞い込んだのが、隣国との関係を調整するための政略結婚です。
相手は第二皇子エドワード。周囲からは野蛮で残酷な人物だとうわさされていましたが、実際に嫁いだカロリーナは、紳士的な皇子や皇后から正当に評価されるようになります。
自分には価値がないと思い込んでいた主人公が、新しい居場所で少しずつ自己評価を取り戻していく点が、本作の大きな魅力です。
コミカライズ作品では、原作の情報が漫画向けに整理され、人物の表情や衣装、宮殿の空気感が視覚的に伝わります。
『無自覚聖女』の場合、カロリーナが置かれてきた冷たい環境と、嫁ぎ先で得る温かな居場所の違いが、絵によって直感的に分かる構成になっています。
私はアニメや漫画を10年以上見続けていますが、本作のコミカライズは単に原作の出来事を絵に置き換えるだけではありません。カロリーナの伏し目がちな表情や、周囲から優しくされたときの戸惑いなど、言葉にしにくい感情を受け取りやすいことが強みだと考えています。
なお、コミック アース・スターは紙の雑誌名というより、ウェブを中心に作品を届ける漫画媒体です。
「掲載誌は本屋で売っている月刊誌なのか」と疑問に思う人もいるでしょう。しかし本作を追う場合は、コミック アース・スターのウェブ連載ページや、単行本・電子書籍を確認する形が基本となります。
単行本は「アース・スター コミックス」から刊行
コミック アース・スターで連載されている漫画版は、単行本としてアース・スター コミックスから刊行されています。
元ネタとして確認できる公式連載ページの関連書籍欄には、コミックス第1巻と第8巻が掲載されています。
つまり、「コミック アース・スター」は連載媒体、「アース・スター コミックス」は単行本のレーベルという関係です。
名称がよく似ているため混同しやすいのですが、役割を分けると次のようになります。
- コミック アース・スター:漫画を連載・公開する媒体
- アース・スター コミックス:連載漫画を単行本として刊行するレーベル
- アース・スター ルナ:原作小説を刊行するライトノベルレーベル
単行本を探す際は、漫画:えとうヨナ、原作:あーもんど・あんべよしろうという表記を確認すると、漫画版を見分けやすくなります。
また、アース・スター エンターテイメントのコミックス第7巻紹介ページには、複数の電子書店が案内されています。
掲載されている主なサービスは、Kindle、ピッコマ、コミックシーモア、ebookjapan、LINEマンガ、BOOK☆WALKER、DMMブックス、BookLive、Renta!、楽天Kobo、U-NEXTなどです。
このほか、auブックパス、dブック、Google Play ブックス、honto、まんが王国、Amebaマンガ、ブッコミ、マンガボックス、Kinoppyなども挙げられています。
ただし、各サービスの配信巻数、無料範囲、価格、キャンペーンは時期によって変わります。利用前に各公式ページで最新情報を確認してください。
ここで注意したいのが、電子書店によって「話読み」と「巻読み」が分かれている点です。
ピッコマの作品ページでは、話単位で読む形式と、単行本単位で読む形式の両方が用意されています。同じ内容を重複して購入しないよう、案内文も掲載されています。
ピッコマでは本作が、ファンタジー、女性マンガ、聖女、コミカライズ、アニメ化、コミック アース・スターといった情報で分類されています。
作品ページ上では全92話という表示や、78話分の案内も確認できますが、話数や無料対象は更新される可能性があります。
また、元ネタにある「巻読み・2巻分無料」「爆読み¥0」などのキャンペーン情報には期限が記載されています。こうした無料施策は常設とは限らないため、検索時点で終了している可能性にも注意が必要です。
個人的には、初めて読む人は無料公開されている話で絵柄やテンポを確認し、続きが気になったら単行本に切り替える方法が分かりやすいと思います。
一方、すでに物語をまとめて読みたい人や、描き下ろし・巻末収録内容を楽しみたい人には巻読みが向いています。
単に「どの電子書店が一番よいか」ではなく、自分が話単位で少しずつ読むのか、巻単位でまとめて読むのかを決めることが、重複購入を防ぐポイントです。
原作小説は「アース・スター ルナ」全4巻

『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』の原作小説は、アース・スター ルナから刊行されています。
原作ノベルの正式タイトルは、『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです』です。
著者はあーもんどさん、イラストはあんべよしろうさんが担当しています。
カルチュア・エンタテインメント グループの作品紹介では、原作ノベルは全4巻と案内されています。
この原作は、株式会社アース・スター エンターテイメントが主催した第2回アース・スターノベル大賞の奨励賞受賞作です。
漫画版の公式紹介にも、受賞作をコミカライズした作品であることが明記されています。
アース・スター ルナは、物語性のある女性向けファンタジー作品を扱う小説レーベルです。本作も、政略結婚、姉妹間の格差、聖女の力、皇族との関係といった要素を持ちながら、中心にあるのはカロリーナの心の変化です。
家族から価値を認められなかった主人公が、環境を離れたことで初めて正当に評価される。この構図は、恋愛ファンタジーとしてだけでなく、自分の価値を他者の一方的な評価だけで決めない物語としても読めます。
漫画版と原作小説のどちらから読むべきかは、好みによって変わります。
登場人物の表情や衣装、宮廷の華やかさを視覚的に楽しみたい人には、コミック アース・スターで連載されている漫画版が入りやすいでしょう。
一方、カロリーナの内面や世界観を文章でじっくり味わいたい人には、アース・スター ルナの原作小説が向いています。
大切なのは、漫画版と原作小説で副題が異なることです。
漫画版は「公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る」、原作小説は「今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」となっています。
前者はカロリーナが新しい居場所を得る過程を強調し、後者は姉妹と聖女の力をめぐる事実を強調したタイトルです。
この違いは、同じ物語をどの入口から見せるかという、メディアごとの設計の違いだと考えられます。
ウェブデザインでも、同じ内容を紹介する際に、利用者が最初に求める情報に合わせて見せ方を変えます。本作の副題も、漫画読者には主人公の逆転と幸福、小説読者には聖女をめぐる秘密を強く伝える役割を担っているように感じました。
アーススターの作品がアニメ化された経緯は?

『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』は、原作小説と漫画版の展開を経てTVアニメ化されました。
カルチュア・エンタテインメント グループの作品情報では、アース・スター エンターテイメントが原作、製作幹事、海外販売の領域に関わっているとされています。
TVアニメは、2026年6月30日からTOKYO MX、BS11、AT-Xで放送開始と案内されました。
原作紹介時点では、シリーズ累計180万部を突破したタイトルとして紹介されています。累計部数は集計時期により更新される可能性があるため、確認する媒体によって数字が異なる場合があります。
アニメの主なキャストは、カロリーナ役が高橋李依さん、エドワード役が古川慎さん、フローラ役が白石晴香さんです。
テオドール役は土岐隼一さん、マリッサ役は水瀬いのりさんが担当しています。
スタッフは、監督が熨斗谷充孝さん、シリーズ構成が待田堂子さん、キャラクターデザインが永井泰平さんです。
音楽はSUPA LOVE、アニメーション制作はマジックバスとピカンテサーカスが担当しています。
オープニングテーマは花耶さんの「Windmaker」、エンディングテーマはウタヒメドリームの「アンノウンミー」です。
アニメ版でも物語の出発点は共通しています。
サンチェス公爵家の次女カロリーナは、聖女候補の姉フローラと比べられ、出来損ないとして扱われていました。隣国マルコシアス帝国の第二皇子エドワードとの結婚を受け入れたことで、彼女の人生が変わり始めます。
ABEMAの各話情報では、第1話の題名が「サンチェス公爵家の出来損ない」、第2話が「戦好きの第二皇子」、第3話が「建国記念パーティー」、第4話が「赤い瞳とルビー」、第5話が「秘められた神聖力」とされています。
第5話では、カロリーナが教皇メルヴィンのもとで検査を受け、一般的な魔力とは異なる大きな力を持つことが明らかになります。
同じ頃、聖女試験に臨んでいたフローラにも危機が迫ります。
掲載誌やレーベル情報を調べる読者にとって、アニメ情報は一見すると別の話に見えるかもしれません。
しかし、アニメ化は「アース・スター ルナの小説」「コミック アース・スターの漫画」「映像作品」という流れを理解するうえで重要です。
アース・スターが原作刊行から漫画連載、アニメ展開まで関わることで、作品を知る入口が増えています。
アニメから入った視聴者は、続きを漫画で追ったり、人物の内面を原作小説で補ったりできます。逆に原作ファンは、声や音楽、動きが加わった物語を楽しめます。
私は、この複数メディアの関係を「同じ物語の重複」ではなく、「異なる解像度で楽しむための窓」だと考えています。
漫画には表情を一目で受け取れるよさがあり、小説には人物の感情を文章で深く追えるよさがあります。アニメには、声優の演技や音楽、時間の流れによって感情を届ける強みがあります。
コミックアースと電子書店は何が違う?
「無自覚聖女 コミックアース」と検索する人の中には、コミック アース・スターとピッコマなどの電子書店の違いが分からない人もいるでしょう。
コミック アース・スターは、本作の漫画版が公式に連載されている媒体です。
一方、ピッコマやKindle、コミックシーモアなどは、作品を話単位または巻単位で読んだり購入したりする電子書籍サービスです。
コミック アース・スターの公式ページでは、第1話①が2022年4月28日に公開され、作品情報や関連書籍への案内も掲載されています。
公式連載ページには、作者へファンレターを送る機能や、SNSで作品を共有して応援する仕組みも用意されています。
対してピッコマでは、話読み・巻読み、無料対象話、まとめ購入など、サービス内での読書方法が示されています。
同じ作品が複数の場所で読めるのは不自然なことではありません。
公式媒体で連載作品として公開されつつ、提携する電子書店で単話版や電子単行本が配信されることは、現在のウェブ漫画では一般的な展開です。
なお、コミック アース・スターのページにはABJマークに関する説明があります。
ABJマークは、著作権者からコンテンツの使用許諾を得た正規版の電子書店・電子書籍配信サービスであることを示す登録商標です。
作品を安心して読むためにも、公式サイトやABJマークのある正規配信サービスを利用することが大切です。
無料で読める範囲だけを探していると、非公式な転載ページに行き着く可能性があります。しかし、正規の連載ページや電子書店を利用することは、作者や制作関係者への支援にもつながります。
筆者としては、掲載誌を調べるときに「無料で読めるか」だけでなく、「どこが正式な連載元なのか」を確認する視点も持ってほしいと感じます。
本作の場合、漫画版の連載元はコミック アース・スター、コミックスの刊行元はアース・スター エンターテイメントです。この軸を覚えておけば、配信先が増えても迷いにくいでしょう。
掲載誌・レーベルから見える『無自覚聖女』の強み
ここからは、掲載誌とレーベルの情報を踏まえた筆者の考察です。
『無自覚聖女』の強みは、原作小説、漫画、アニメがそれぞれ異なる入口を持ちながら、カロリーナの成長という中心軸を崩していない点にあると考えます。
アース・スター ルナの原作小説では、「本当の聖女は誰なのか」という物語上の秘密がタイトルから強く伝わります。
コミック アース・スター版では、「公爵家の落ちこぼれ令嬢が嫁ぎ先で幸せをつかむ」という、主人公の人生逆転が前面に出ています。
アニメ版の作品紹介では、「落ちこぼれ令嬢と不器用な皇子が幸せをつかみ取る、愛の物語」という方向から、カロリーナとエドワードの関係が分かりやすく示されています。
これは単なる宣伝文句の変更ではありません。
小説を探す人、漫画を探す人、アニメを選ぶ人では、最初に知りたい情報が少しずつ違います。それぞれに合った言葉で作品の魅力を提示しているからこそ、複数のメディアで読者や視聴者に届いたのでしょう。
また、本作は「能力を隠して圧倒する主人公」の爽快感だけで進む作品ではありません。
カロリーナ自身が、自分の力や価値に気づいていないことが重要です。本人の認識と周囲で起きる変化の差が、物語を進める仕掛けになっています。
セレスティア王国では、カロリーナが去った後に魔物の出現や農作物の不作といった不穏な出来事が続きます。
一方、マルコシアス帝国へ渡ったカロリーナは、エドワードや新しい家族から尊重され、自分を認められるようになっていきます。
この対比によって、「本人を落ちこぼれと決めつけていた側の評価は正しかったのか」という疑問が浮かびます。
個人的には、ここに本作が長く支持される理由があると感じています。
読者はカロリーナの力が認められる展開に爽快感を覚えるだけでなく、「環境が変われば、自分への評価も変わることがある」という希望を受け取れます。
もちろん、現実では場所を移せばすべてが解決するわけではありません。それでも、ある集団の評価だけがその人の価値のすべてではないというメッセージは、多くの人に届きやすいものです。
今後もアニメの放送によって作品を知り、コミック アース・スターの連載やアース・スター コミックスの単行本へ進む人は増えると考えられます。
さらに深く知りたい人がアース・スター ルナの全4巻へ向かうことで、漫画・アニメ・原作小説を行き来する読まれ方も続くでしょう。
ただし、巻数、公開話数、無料配信期間、キャンペーン内容は変動します。検索結果に表示された古い情報だけで判断せず、公式の連載ページや出版社、利用する電子書店の最新表示を確認することが必要です。
まとめ
『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』の漫画版は、コミック アース・スターで2022年4月28日から連載が始まり、アース・スター コミックスから単行本化されています。
漫画はえとうヨナさん、原作はあーもんどさんとあんべよしろうさんが担当しています。
原作小説は、あーもんどさん著、あんべよしろうさんイラストで、アース・スター ルナから全4巻が刊行されています。
漫画版と小説版は副題が異なりますが、サンチェス公爵家で落ちこぼれと見なされていたカロリーナが、第二皇子エドワードとの政略結婚をきっかけに新しい居場所と自信を得る物語である点は共通しています。
2026年6月30日からはTVアニメも始まり、アース・スター原作作品としてさらに多くの人へ届く展開となりました。
漫画を公式連載で追うならコミック アース・スター、単行本を探すならアース・スター コミックス、原作小説を読みたいならアース・スター ルナと覚えておくと迷いません。
電子書店では話読みと巻読みが併設される場合があるため、重複購入や期限付きキャンペーンに注意し、最新の配信状況を公式ページで確認しましょう。
よくある質問
『無自覚聖女』の漫画はどこに掲載されていますか?
漫画版は、ウェブ漫画媒体の「コミック アース・スター」で連載されています。第1話①は2022年4月28日に公開されました。
原作小説と漫画版は同じタイトルですか?
タイトル前半は共通していますが、副題が異なります。原作小説は「今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」、漫画版は「公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る」です。
アース・スター ルナとコミック アース・スターの違いは何ですか?
アース・スター ルナは原作小説を刊行するレーベル、コミック アース・スターは漫画版を連載する媒体です。漫画の単行本はアース・スター コミックスから刊行されています。


